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全員がICTを使う必要は全くない


学びを変える? ~デジタル授業革命~ - NHK クローズアップ現代

 

クローズアップ現代では,ICTを活用した授業の現状と課題について紹介があったようです。

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ICTについての課題は大きく4つに分類されます。

・教師

・子ども

・ハードウェア

・ソフトウェア

 

まず,教師に課題があります。

単純に教師が「ICTをどう授業に取り入れたら良いかわからない」という問題点があります。これは研修や日々の活用を通して補っていくしかありません。

次に使う子どもに課題があります。ICTは機器活用もそうですが,インターネットを自由に利用できることにメリット・デメリットがあります。子どもたちが使っていく上でリテラシーを育てていく必要があります。それをどう育てていくか,仕組みを構築していく必要があります。

次に,使っている端末(ハードウェア)にも課題があります。コストの課題です。端末にはつきものな課題ですが,こればかりはどうしようもありません。端末を発売している企業には低コストで大量生産する企業努力をしてもらわなければなりません。

そして,ソフトウェアの課題です。子どもたちが利用することを考えると,単純明快なソフトウェアが求められます。現在,インターネットでの検索も多くの利用があると思います。その利用も得意とする子,得意としない子がいるはずです。その間をどう補うか,ソフトウェアにも課題があります。

 

これらをまとめると,現状では子供全員がICTを活用した授業を受けることは難しいと思います。また,自分たちで積極的に利用しようとするならまだしも,結局は教師から与えられたハードウェア・ソフトウェアを与えられたとおりの操作をするしかありません。

それでは,子どもにとって全面的に良い,とは決して言えません。

 

私は,ICTは使える人が使えばいいと思っています。教師も子どもも使える人だけ使えば良いと思います。使えない人は使える人から教わればいいんです。

 

例えば,調べ学習をするとしましょう。時間内に一定の課題を与えた上で,自由に活動させれば,子どもたちは教科書・資料集から調べようとするでしょう。それで,足りないのであれば,図書室から本を探して調べようとするはずです。それでも駄目なら調べ方が分かる子どもがコンピュータ室で調べようとするでしょう。その子に付いていった別の子どもはその子から使い方を教わりながら調べます。

 

それって普通のことではないでしょうか。

先日,私はランニングの練習ってどうすればよいのか,図書館で本を借りてきました。それで「トレイル」というなる言葉がわからなくて,本を調べたのですが手持ちの本ではわからず,インターネットで調べました。これって,自分で調べ方を考え,どうしたらわかるか推測して行動しているんです。

これって当たり前にみんながやっていることです。それを子どもたちに求めるのは何もおかしなことではありません。

 

以上のことから,子どもたちも教師も全員がICTを使う必要なんて全くありません。必要感があると各個人が感じれば,自ずと使えるようになるはずです。