物事を複数の視点で見たかったら他者に聞け
前回書いた記事の中で,私はこんなことを書きました。
物事を一つの視点だけに絞らない難しさ - Hack Life Education
「私は現状これができていない」と分析することは非常に簡単なことですが,「それができていない要因」を分析することはとてもむずかしいことです。それをするためには,やはり一つの見方だけでは叶わず,複数の見方で一つの物事を見ていく必要があります。しかし,中々複数の物事で見るための指標というのも作れません。
これをとある出張先で知り合った方に自身の実践に対する分析として話したとき,こんな話をされました。要約して説明します。
1.物事を考えるときは必ず「主観」が混ざってしまう
2.「主観」は大概一つの視点に凝り固まってしまう
3.「主観」がある以上,一人では複数の視点から見れない
4.複数の視点から見たいときは「他者に意見を求める」べき
今まで他の人に意見を聞くことは,自身の非力さの証明につながると考え,良いものとは思えていなかった自分にとって,大きな影響を及ぼすお話でした。
物事を複数の視点で見たいときは,他の人に意見を聞き,その意見と擦り合わせることで複数の視点とすることがいいのだとわかりました。