広まりつつある子どもへのスマホ利用制限

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スマホは夜9時まで 広がる規制、小中学生の反応は?:朝日新聞デジタル

 

今年の4月に愛知県刈谷市が始めた子どもへのスマホの利用時間の制限ですが,全国に少しずつ広まりつつあるようです。記事では,愛知県,石川県,静岡県,兵庫県,福岡県,熊本県の市町村に広まりつつあるそうです。

 

そもそも利用時間を制限する理由って?

そもそも利用時間を制限する理由ってなんでしょうか。

刈谷市が最初に始めた時には当然物議を醸し出しました。「やりすぎではないか」「それでは解決しない」などです。

しかし,本当の目的は「スマホの利用を制限する」ということではなく,「友人間の連絡のやりとりを制限する」ことにありました。メール疲れ,LINE疲れなんて言葉も聞きます。子どもたちの中では,すぐに連絡を帰さないといけないという暗黙のルールができているパターンが多いと思います。そうすると自分だけの時間を作ることができなくなってしまいます。しかし,スマホの利用制限というルールがあれば,それを理由に連絡することをやめることができるようになります。そこに大きな意義がありました。

 

まとめ

今度やり続けていく際にはしっかりと制限された子どもたちの声を聞いて,その内実をハッキリさせてから継続するか検討していくべきです。しかし,現状のスマホを使うことの弊害を阻止するための予防策としては十分に機能しているのではないでしょうか。