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イケアはなぜ「理念」で業績を伸ばせるのか(立野井一恵)

イケアは,日本の一般的な会社と異なるところが多々あります。

 

業務をトップダウンではなく現場主義的な経営にしたり,社員のことを徹底的に考えてたりしています。

 

組織運営にイケアの考え方を取り入れることは可能です。

面白いのは,取り入れるものが「手段」ではなく「考え方」だという点です。

『学び合い』もそうですが,これからの企業が重視すべきなのか「考え方」だと思います。

なぜなら,能力も性格も違う多くの人が働く多用な職場で手段・手法にこだわると本来優秀な人材でもリタイアしてしまう可能性があるからです。

職場でも学校のクラスでも同じですが,居心地の良さは人間関係・使命と大きく関係があります。

部活で例えるなら,教師があまりいないゆるーい部活よりも教師が徹底して厳しく指導している部活のほうが良い成果を残したり,部員の満足が高いのは後者でしょう。

能力があっても,その場にあっていなければ辞めていってしまいます。

 

だからこそ,考え方を浸透させ,共感した集団を作り上げていくことが大切です。

考え方が同じ集団では,同じ目標に向けて進んでいきます。

目標のためにやり方が異なってくるのは当然の現象です。

 

細かな手段をあれこれ考えるのではなく,考え方を共有し,多用であることを認めていくことがこれからの組織に必要なことです。

 

そのためにイケアは,組織をフラットな組織にしています。

また,トップダウンの判断ではなく,個人や現場の判断を重視します。

組織や規則・その他もろもろを複雑にはしません。

働く人も規則などに束縛されていては,本来のポテンシャルを発揮できません。

 

だからこそ,考え方なのです。

イケアの考え方は本書を読んでください。

 

 

イケアはなぜ「理念」で業績を伸ばせるのか (PHPビジネス新書)