「いまの学校は、自分や自分のお父さんが通っていたのと同じじゃないか」


ICT教育は、教科書をタブレットPCに置き換えることじゃない。学校の「仕組み」や「言葉」から創り変える『スティーブ・ジョブズ・スクール』に行ってみた | 未来教育会議

 

スティーブ・ジョブズ・スクールについては上記記事を御覧ください。

私が常々思っていることがこの記事にはあったので引用させていただきました。

創設者の Maurice de Hord さん。

Maurice さんは、自分の娘さんが通うようになったときに
「いまの学校は、自分や自分のお父さんが通っていたのと同じじゃないか」
「2030年を目指した教育ではなく、1990年に戻る教育が行われている」
「未来に生きる子どもたちが、過去に戻った教育を受けなくてはならない。これはおかしい」
と感じ、そこから、
未来に向けて学習する人にとって最もよい学校を創ろう、と思い立ったのだそう。

これです。

現在の学校の様々な行事,授業はそれ以前の計画や先行実践を下にして行われています。それを悪いとは決して思いませんが,これでは新しい社会になっていく環境に合わなくなる時が必ず来てしまいます。もちろんこのスティーブ・ジョブズ・スクールも同様で,いつか古いものになってしまうかもしれません。

 

それでも古いものを「良いから」という理由だけで採用し続けるのはどうかと思います。人間の体も半年ごとに全くの別物になります。周期は違うにせよ学校教育も同じです。学習指導要領や法律を改正改定するだけではなく,現場の先生方の意識も変えていかなければいけません。

 

そしてそれは単純な技能の変化ではなく,思考・思想レベルでの変化が求められています。いつまでも20世紀の子どもを育てていてはいけない。