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立ち位置を変えて考える

教育に関すること


自分の立ち位置を柔軟に変えて思考できるかどうか: 教育失敗学から教育創造学へ

 

いろんなところで「相手の立場になって考えろ」と言われます。

これは確かに必要です。

しかし,それだけできれば十分,というわけではなさそうです。

 

例えば,部活動。

最近(私の)Twitterのタイムライン上では,教員の部活動顧問について様々な言及がされています。

教員にとって,部活動は間違いなく「勤務時間外の労働」となっています。どこの学校も17時までに定時を迎えるでしょう。しかし,部活動は18時19時と続きます。だからこそ,時間外労働になっています。まして,残業代のない職種です。当然批判の声があがります。

児童生徒にとってはどうでしょう。部活動が休みになれば「やったー!」と叫ぶ子は当然います。「えー土曜試合なのー」と残念がる子もいます。逆に「土曜の試合に向けて頑張るぞ!」と奮起する子もいます。児童生徒の意見はどうやら多様なようです。

保護者はどうでしょう。「またお弁当作らないと」と思う親もいるでしょう。「部活で外出してくれるから静かで助かる」と思う親もいるでしょう。「受験勉強の妨げになっている」と思う親もいるでしょう。

 

立場を変えて考えてみると,それぞれ意図があって考えており発言しているんだな,ということがよくわかります。

 

ただ単に相手の立場になって考えればよい,ということではないでしょう。

いろんな立場になって考えて,その中でこれがもっともいいだろうと思える妥当な解答をしていくことが大切です。