中高生に休みはない,のか?
今日から多くの自治体が新年度となり,入学式,始業式などが行われたと思います。
子どもたちは有意義な春休みを過ごせたでしょうか。
記事によると教師が休みなく学校に来ていることから毎日のように部活動があったのではないか,という懸念を示しています。
一般的に,春休みになると学校の先生は基本的な業務は極端になくなります。
春休み中の教師の仕事としてあるのが,
・指導要録の作成
・各種年度末期限の書類提出
・教室清掃
・引き継ぎ
です。
しかし,早い先生の場合,修了式の日にはそれらがすべて終わります。
その間は年休を取って新年度が始まったときに久しぶりに学校に来る,という方だっているわけです。
それらが終わっても,学校に来る教師は何をするのか,というと部活動なんでしょう。
私もボウリングや吹奏楽をやっていたので,3日開けると感覚が鈍る感じはよくわかります。中高生といえば,部活も大切ですが同じかそれ以上に勉強も大切になります。
長期休暇という時間を使って苦手な箇所をできるようにしたいところです。
そういった意味で春休みに(教師も生徒もかなり嫌だけど)補習をすることだって考えられます。
どちらにせよ,中高生にとって貴重な休みはなんだかんだ学校に来ることになってしまっているわけです。
貴重な長期休みをちゃんと休みにしろ,というわけではありませんが,たまには息抜きも必要です。
大人だって長期休暇を非常に嬉しく思います。
それを子どもたちから奪うのは間違っていると私は思います。