どうなる教科書検定,基準見直し要求

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先日は,デジタル教科書の導入に伴い教科書,というものの定義を変えたほうがよいのではないか,という記事を書きました。

 

教科書については,なかなか問題がつきないようです。

日本教育学会,日本倫理学会,日本哲学会の3人の会長が声明を発表しました。

「教科書は児童や生徒がみずから考え判断する知性を育む教材であり、政府見解を浸透させる媒体ではない。そのときどきの政府の見解に左右されるようなことがあってはならない」

 との見解を示しており,時代によって流されない検定基準の見直しを求めています。

 

これは中学校の教科書の検定で5点の教科書の6箇所の記述の修正が求められたことを受けています。

特に歴史教育に関しては非常に微妙なところだと思います。

歴史を学術と見ている以上,私がどうこう言える立場ではありません。

 

しかし,教科書検定について内容は精選していくべきなのかもしれません。