行動を促す質問でやる気を引き出す

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自分でものごとを決めることというのは,幼少の頃から長い時間をかけてつけていくべき力です。

いつまでも親まかせにしておくというのは,自分の意志を持たなかったり,表現しないことでもあります。

 

しかし,かといって「自分で決めなさい」と突き放してしまうのでは,いきなり野に放たれるようなことで,いきなりすべてを選択し最善を選ぶなんてなかなかできません。

そういうときは考える工程だけでも大人が手伝うべきなんです。

 

それが「質問」をすることです。

 

質問はなるべく行動を促し選択するものがよいです。

例えば,受験校を選ぶとき,で考えてみましょう。

「どこの学校に行きたいか選びなさい」では,あまりに情報量が多すぎて選択肢を絞っていくことが出来ません。

そこで例えば「進学して何かやりたいことある?」や「何がわかると判断できそうかな?」と判断基準となるようなことを質問するのです。

 

こうすることで,少しずつ問題を噛み砕き,自分で考えて判断することの出来るレベルまで手伝ってあげるのです。

 

決して考えることができない,のはではなくすべてを考えきることができないに過ぎないのであって,問題を噛み砕く手伝いをしてあげればよいのです。