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2020年にセンター試験から新たな試験方法に変わることはご存知でしょうか。
現時点では,まだ素案の段階なのですが,色々と形や評価方法が変わってくることが明らかになりつつあります。
そもそもセンター試験を辞めて新しい試験方法を取ることってなんのためにするのでしょうか。
ちゃんと理由があります。
これまで学習指導要領の改定などで教育の形を変えていたのですが,なかなか高校は変えることが出来ずにいました。大学入試があるからです。
大学入試の試験方法が変わらないことには高校も教育のあり方を変えることができなかったのです。
そのため,AO入試のような新しい入試方法を取り入れたりしますが,一部の大学に限った話ですし,なにより大多数は一般入試で選抜されます。
そのため,その一般入試を変え,高校の教育のあり方にもメスをいれるための,高大接続の試験方法の改定なのです。
では,どのような改定がなされるのでしょうか。
大学入試の抜本的な改革に向けて具体策を検討している文部科学省の有識者会議は、現在の大学入試センター試験に代わって実施する新たなテストに、記述式の問題や英語を話す力を測る問題も盛り込むなどとする素案を示しました。
具体的には記述式問題が出てくること,英語を話す力を測る問題を盛り込むことです。
どうやって50万人近くの受験生の記述解答を見ようとしているのかわかりませんが,記述式問題の評価が必要なようです。
これらの新たなテストは現在の中1より適用されます。
中学校の先生は要チェックしてください。