部活動について
こんな記事を見つけました。
仕事が楽しくて仕方がないビジネスマンから見た中学校の部活動についての話を見た感想です。
二つの記事の内,一つは1月に公開され,もう一つは7月に公開されています。
この方が二つの記事で一貫して言っていることはたった一つなんです。
「中学校の部活動が忙しいし法的に違うことはわかったけど,それが手を抜いてやるって理由にはならないでしょ」
たったこれだけなのです。
そして,そのとおりだと思っています。
私も中学校教員の経験がないのでなんとも言えませんが,それでも中学校の部活動の大変さは経験しているので,先生はきっとそれ以上に大変だったのだと感じております。
時間外労働を強制されている,とはいえそれはちゃんとした教育活動の一環です。
決して部活動の存在を否定するのものではありませんし,むしろ続けて欲しいです。
ただ,今のままでは教員も生徒も首が回らなくなってきます。
それをなんとかするための法的な整備が必要になってくるでしょう。
例えば外部顧問を導入しやすくなるようにしたり,部活動に対する手当をしっかりつけたり,年間の部活動の時間を制限するなどです。
教員の負担は正当な報酬と外部顧問の導入で軽減することが出来るでしょう。
子どもたちのことも考えなくてはなりません。
私も現在の職業を通して,子どもたちを見ると,部活動と勉強に板挟みになっており,夜遅くか朝に宿題をやらざるを得なくなっている状況の子どもだっているのです。
目の隈がとれない子どもを育てたい教師はいるのでしょうか。
そうまでして勝ちたい部活動を作りたいのでしょうか。
それを考えると年間◯時間以内のような制限も必要になってくるのではないでしょうか。
時間外労働だから,を理由に適当にやるなんてことは出来ません。
今は今ある環境の中で精一杯やっていくべきです。
そして,その環境を変えるような訴えを同時に行っていくべきです。