行為を認めてあげる大切さ

ある女の子の話です。

 

中学生の女の子ですが,家庭にも学校にも居場所がありません。

家庭には口うるさい母親,学校には口うるさい先生。

どちらも非常に目障りです。

どう目障りかというと,口うるさいところです。

何をしても小言を言われ,怒られる。

たまに言われたとおりにすると「珍しい」と驚かれ小言。

 

聞いていて「そりゃ嫌になるわ」と感じました。

家庭も学校も自分の居場所でありたいと願い,たまに言うとおりにするのですが,それでも改善の余地がなく,段々と活力がなくなっていっています。

 

学生とも話していたのですが,その子にとって必要なのは「居場所」です。

なんでも挑戦できて,なんでも失敗できて,たまに愚痴も聞いてくれるような場所が必要です。

 

それを私は奪うことは決して出来ません。

彼女にとって安全基地でありたいと思っています。

 

学校を離れたとしても,子どもを最善に考えることに相違はありません。

どこで咲くかはわかりませんが,彼女のためにできることをできるかぎりしてあげたいです。