薄ければよい,という風潮

インテルの新チップで次期MacBook Airは今の半分くらいの薄さになるかも : ギズモード・ジャパン

 

上記記事のように,インテルは新しいCPUチップ「Broadwell」の詳細を公開しました。

技術の進歩はめざましく,最新だと思っていたものはすぐにアウトレットになり,あっという間に化石のようになります。

余談ですが,先日も職場の整理をしていた所3.5インチフロッピーとWindowNTのOSディスクを見つけかなり興奮しました。

 

さて,技術の進歩に伴って,次期MacbookAir(以下,MBA)は更に薄くなるのではないか,という期待感を示した上記記事ですが,一概に薄くなることは歓迎してもよいだろうか,という疑問を感じたので,本記事を書いています。

 

理由,というより薄くなることへの心配が3つあります。

 

・強度

薄い,ということは当然強度面の不安が出てきます。

近年は3Dプリンタで模型を作ったりミニチュアを作って強度試験をすることがあるそうですが,根本的に薄い,のではそれにも限界があるのではないかと心配しています。また,現行のMBAはすでにHDDからSSDに変更しており,振動に強くなったという事実もあります。そのため,振動に対する不安はないのですが,例えばカバンをおとしてしまったときのMBAは大丈夫なのだろうか,例えば満員電車でもみくちゃにされても大丈夫なんだろうか,という心配をしていまいます。

 

・本体温度

MacbookProは左右非対称なファンを作ることで排熱効率をあげた,という話しがあります。ここで述べる温度面の心配は排熱効率ではなく,本体に伝わる温度です。

本体が薄くなる,ということは当然様々な力が伝わりやすくなる,ということです。力が伝わりやすくなりますし,熱も伝わりやすくなります。CPUは5,60度くらいになります。それが伝わってこないか,という心配があります。

 

・キーボード

初期のSurfaceはキーボードに打鍵感がありませんでした。途中からそれが解消されたので,よかったのですが,「打っている」という感覚はPCで作業する上で結構大切な感覚だと捉えています。それがない,というのは「打てているのかな?」と不安になってしまいます。本体が薄くなる,ということはキーボードもそのようになってしまう可能性があります。それがないように是非してほしいものです。

 

 

ここまで散々書きましたが,改めて書き出してみると,次期MacbookAirを相当期待しているんだな,ということがわかりました。

今本記事を書いているMacbookAir Mid2012も買って2年が経ちました。

そろそろ新しいものに買い換えたいな,と思います。