LINEに限らずある構造

中高生の間で深刻化する“LINEいじめ”の怖すぎる実態 - IRORIO(イロリオ)

 

上記記事で,特に注目したのは最後の文です。

三上氏は「PTAの一番最初の会合って、保護者は必死で出る。なぜかというと、いないと押しつけられるから。それは、LINEに限らずある構造なんです。それを、LINEでやるなら、全員が見たところで意思統一を図って行うというならいいんです。でも、LINEはとにかくスピードが速いので自分の生活スタイルがついていけないということが問題にある」と話した。 

 重要なのは「LINEに限らずある構造」ということです。

これってつまり「LINEいじめ」というのは新しく起きた問題ではなく,これまであった構造がLINEという新しい場所でも適応された,ってだけの話しなんだと思います。

 

別の国がどうなのかはわからないのですが,少なくとも日本の社会においては,上記のような「いない人に面倒を押し付ける」ような構造はよくある話です。

それなのに,「LINEでいじめ!」と報道されると,とても新しい問題のように感じてしまいます。しかし,実は昔っからあるものがまた出てきただけなんですね。

 

だからこそ,「LINEいじめ」というものも,結局は昔っからの構造・慣習などを変えていかないといけないんだと思います。