子どもたちに納得して動いてもらうためのたった一つのポイント
子どもたちを楽しく活動させたい
そう思うのは,教師としては当たり前のことではないでしょうか。
しかし,それをできるような集団にするには難しい。
多くの実践家は子どもたちを「乗せる」ことで楽しい雰囲気を構築しています。
私はそういう「乗せる」のは好きではないのですが。
今回は「乗せる」「乗せない」に関係なく,子どもたちが納得した上で行動してもらうためのポイントを一つ,お伝えしたいと思います。
理由を伝える
たったそれだけです。
子どもたちはよく「なんでー」と聞いてきませんか。私の場合はよくあります。
子どもたちが求めているのは「そうする理由」です。
例えば,授業開始終了時のあいさつをなんでするのか,いらないじゃん,という旨の質問があったとします。そうしたときに答えるべきなのは「理由」ではないでしょうか。「そんなこと考えなくていいからやりなさい」では納得も理解も出来ません。
自分たちにとってやる意義があることを伝えずに教育活動を行っていることが多々あります。
一度にすべてを伝えるのは,無理でしょう。しかし,長い時間をかけてじっくりと伝えてあげるべき事柄であると私は思います。