物事を一つの視点だけに絞らない難しさ
今日,ふと気がついたことがあります。
今まであることができていなかったのですが,「ハッキリ」とした指示を一つ入れただけで,かなりの精度があがったのです。それは「ハッキリ」とした指示を入れなかった以前はできなかったことでした。
この体験からわかったのはこれまでの指示の伝え方に問題があった,という事実です。
「私は現状これができていない」と分析することは非常に簡単なことですが,「それができていない要因」を分析することはとてもむずかしいことです。それをするためには,やはり一つの見方だけでは叶わず,複数の見方で一つの物事を見ていく必要があります。しかし,中々複数の物事で見るための指標というのも作れません。
物事を一つの視点だけで見たくはないが,これまでその見方しかしてこなかったので,他の視点の存在に気づけません。また,他の視点の存在に気づいたとしても,それがどこからの視点なのか気づくことが出来ません。それが解決できると,もっと様々な物事を見ることができるようになるのではないか,とそう考えています。