教師の責任


大津・中2いじめ自殺の和解案、市議会が全会一致で可決:朝日新聞デジタル

 

教師は子どもの成長,未来に責任があります。

しかし,自分の健康や生活を守る責任もあります。激務の中で先生は限られた時間を少しでも有効になるように使っていかなければなりません。

 

大津の事件は悲惨なものでした。教員であれば100人中100人が知っている事件でしょう。そして,どの先生も「二の次にならないようにしよう」と思ったはずです。

しかし,実際は次々と起きてしまいます。人間関係の歪みから起きるいじめは発生を防ぐことは困難です。しかし,早期発見し早期に対処することは可能です。そのためには,「目」が必要です。それも複数です。そして,その目は多彩で多様であるべきです。

 

ともなると,いじめを防ぐために必要なのは教員以外の方との連携・協力体制です。

どんどんと教員に求められることが増えていきます。

教科のプロフェッショナルだけでなく,このような生徒指導や地域との連携のプロフェショナルとなる教員を要請していくことも,教員の世界の責任なのかもしれません。