親しき仲にも礼儀あり
親しき仲にも礼儀あり
この言葉自体は多くの方が知っていることと思います。
しかし,その意味をしっかりと理解できている人は多くないのではないでしょうか。
そう思ったのは,私自身それができていない,となんとなく気がついてしまったためです。
気を抜くことは親しさではない
親しい仲の友人というのは多くの方にいると思います。
親しい友人と一緒にいるとき,どうしているでしょうか。
この前,近くのミスドで勉強している時,隣に男子高校生と思われる3人組が座りました。
彼らは特に話さずにスマホでゲームをしているようでした。
ダラーッとしていて非常に見苦しかったので嫌な気分になりました。
そんなときにハッと思ったのです。
「気を抜くって格好わるいなー」
「友達に見せる姿じゃないなー」
こう思ったときに題名のとおりの言葉が頭をよぎりました。
そうか,違うんだ。
親しき中でも「気の抜けた」姿は見せるもんじゃないのかな,と。
礼儀正しい人
同じミスドでその3人組が来る前の話です。
2つ席を話してスーツを着た女性が座りました。
ファイルを取り出してじーっと考えている様子でしたので「新入社員かな」と思いました。
しばらくすると友達らしい女性がやってきました。
少しキャッキャしてからドーナツを食べていました。
ドーナツを食べている様子が紙ナプキンを使って食べ,口元を拭う姿はなんとなくキレイに見えました。
いえ,ジーッと見てたわけじゃないんです。勉強しているときにチラッと見たんです。
そういう上品?な姿をみて,「あーいいなー」と思いました。
親しき仲の礼儀
別に礼儀正しく振る舞え,と言いたいわけではないのですが,周りから見ていて親しい間柄でも見せる姿を考えた方がいいんじゃないかなー,と思いました。
最初の例では,見苦しく感じました。周りが思うのですから友人も同じく思うのではないでしょうか。
次の例では,上品?な方をみて気持よくなりました。
親しき仲の友人を周りに悪く見せるってかなり迷惑なことだと思います。
友人の品位を下げないためにも,周りに見せる姿を考えていくべきです。