教師は「授業で勝負!」ではなくなってきている。

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教師が子どもたちと多くの時間を過ごすのは「授業」である。だから教師は「授業」で勝負すべきである。

そう言われていた時代もあったそうですが,今はそんなことを言ってられないようです。

学校現場の考え方が変わったのかな?

ただ、何を初任者に突きつけていくのかが分かっていなければいけない。

 ①初任者は、子供との「関係づくり」が分かっていない。 

 ②「1ヶ月が勝負」ということが分かっていない。
 ③「学級づくり」の肝が分かっていない。

 この3つを彼らにきちんと教えなければいけない。
 もちろん、実践として行動化できなければ意味がないが、知っているか知らないかでは、天国と地獄ほどの差ができる。

 初めて学級担任をする先生にとって最大の関門はやはり学級経営です。

以前の記事でも書きましたが,4月の学級の様子がそのまま一年間続きます。

つまり4月の内に学級をある程度作らないといけないわけです。

授業も大切だ,学級経営も大切だ,校務分掌も大切だ,どれも大切だと初任研などで聞かされるわけですから初めて学級担任をする先生にとって,優先順位はつけることができないわけです。

 

だからこそ,先輩の先生は優先順位を教えてあげるべきなんです。

授業は大切。けど,1学期の間は学級づくりに専念しなければ,ずっと苦しいまま一年間を過ごすことになる。苦しい一年にするのか段々と子どもたちに任せれるようになる一年とどっちがいい。前者なら授業を磨く,後者なら学級づくりに専念する,どちらかにしなさい,と。