発信すること
日曜日に買い物で外出すると大抵子連れ客に出会います。
喫茶店やファミレスなんかで出会うと子どもと親(祖父母含む)の会話が聞こえてきます。
「甘いー」「硬いよー」「ねー汚れちゃったよー」「◯◯(妹)も美味しそうだよ」
などなど,自他の様子,特に自分の感想を保護者に伝える様子が本当に多く見られます。
人間っていうのは本来このような情報や感情を発信することを本能的に行うように作られています。
人類にとって最大の発明は文字文化です。
文字という書くルールがなければ記録しても解読することに時間がかかり,故人から学ぶことができなくなるからです。
人類は文字を開発することで言葉だけでなく,知識・記録・感情を残すことが出来るようになり,先人の書を読むことでその一歩先を歩むようにしてきました。
今も私たちは教科書を始めとする書物を読むことで先人の学びを血肉に変えています。
文字は人類が生まれ持つ発信する力を死後も行うことが出来るようにしてくれました。
そして,インターネットの普及でその発信力は一気に高まりました。
今後は必要な知識,情報発信源にたどり着く力,技術が進化することでしょう。