叱る意味ってなんだろう。夏休みの宿題を通して考えてみる。

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教師の寺子屋: 夏休みの宿題のねらいは何か

 

上記記事のにこんな文章があった。

どう対応するか、マニュアルは無い。
ここは子どもによって、多少違いが出る。
ただし芯は「育てる」ことである。

宿題忘れを、予想しておく。
忘れたら、「想定内」の対応。
もし持ってきたら、めちゃくちゃ褒める。
2学期をお互い気持ち良く過ごすために、こんな作戦でいってみた。

夏休みの宿題を忘れることって,当然叱りいつ持ってくるのかを聞き確約させるのが,定番だと思っていました。

 

しかし,考えても見れば,夏休みの宿題を忘れないことって難しいことなのかもしれません。普通の授業の日に忘れ物や宿題を忘れないことに比べて,非日常的な状況なので,チェック漏れしてしまうことは何もおかしなことではありません。

そう考えてみると,上記記事が主張するように,むしろ持ってきたらめちゃくちゃ褒める,というのはいいことなのかもしれません。

 

だからこそ考えるのは,「叱る必要って本当にあるのか」ということです。

一切叱らなくても良い,ということは決して無いと思います。想像もつきませんが。

しかし,なんでも叱る,という発想ではなく,出来たことを褒める,という方に視点を変えていく必要があるのではないかと思います。