反転授業に効果あり?

みなさんは「反転授業」というものをご存知でしょうか。

 

先生が授業内容を解説している動画を児童生徒は自宅で視聴します。

そうして事前に知識を身につけた状態で授業では知識の確認や話し合い活動を行います。

従来の授業であれば、学校の授業で知識を新しく身につけ、自宅で宿題をやることで定着させるような流れでした。

それが真逆になるわけです。だから「反転」した「授業」なんですね。

 

昨年は佐賀県武雄市がこれを導入し、賛否分かれた議論が行われました。

東洋大学の検証によると「成績に効果がある」ことがわかったそうです。

www.asahi.com

報告書によると、今年度の6年生について、昨春の県学力調査と今春の全国学力調査の結果を比較。市の平均正答率は、算数と国語でいずれも県平均を上回っていたが、算数の方で成績の伸びがみられたという。

 

反転授業はいいものらしい、だから導入しよう、と思ってもなかなか導入できないのが辛いところです。

サーバ構築、タブレット端末の確保、動画の撮影・アップロードなどやることが非常にたくさんです。そして、予算上の課題もあります。

公立学校であれば、教育委員会だけでなく県政にも関わってくる大きな案件になるので、なかなか広まることはないと思います。

しかし、広まることの可能性を示してくれる記事でした。