新任教師が働くために覚えて欲しいたった一つの姿勢
あと2日もすれば4月1日,新年度が始まります。
一般的な企業ではすでに新入社員の研修が始まっていることでしょうが,各学校では4月からとなります。
そう,あと1周間もすれば始業式。
これを読んでいる新任教師の方はあと一週間もすれば,学級担任なのです。
小学校の先生なら5年になったらどうしよう…1年生になったらどうしよう,と考えていることでしょう。
どの学年においてもたった一つ,私からアドバイスできることがあります。
わからなくて当然,わからんなら聞け!
私は1年間,常勤講師として学級担任を続けました。
そんな私は,新任教師と一緒でした。
当然,入学式での振る舞いから授業のいろはまでわからないことばかりでした。
でも,自分の中に「これだけは!」「自分でもここまでなら出来る!」という謎の自信がありました。
けど,子どもに対して「多分こーだろう」で通ることはそんなに多くはありません。あっさりと化けの皮は剥がれます。
1年目はわからないなりになんとか過ごす1年ではありません。
わからないことを少なくし,仕事の基本的な姿勢を作る1年です。
有意義な1年にするためには,慢心は敵です。
わからなくて当然なんです。それを周りの先生方は知っています。「そら当然わからないだろう」と。
だから心配してくださいます。
そして,心配されている間,あなたは守られています。
新任であるあなたは失敗がつきものになります。
3年目の先生だって失敗してたんです。
1年目のあなたが失敗しないわけありません。
その失敗は学年主任や校長先生らが責任をもってくださいます。
その間にあなたは失敗しないようにたくましく育つ義務があります。
わからなかったら聞いてください。
それが出来るのも今のうちなんです。
そして,それが結果的にあなたの力となり,子どもたちに還っていくのです。
周りを信じましょう。
あなたの力を信じましょう。
子どもたちの可能性を信じましょう。