表情が減った
最近の子供達は感情表現が苦手,という話を聞きました。それはなぜか。大きく二つの理由があります。
・情報過多によって一つ一つの情報に反応することが出来なくなってきた
今日の日本人が1日で受け取る情報量は江戸時代の日本人の一生分に値する,と言われているそうです。そのため,一つ一つに反応することができなくなってきたそうです。テレビのニュース番組を見ていても,大きなニュースであっても無表情で見ていませんか。それを見て子どもたちは成長しています。
・絵文字でのやりとりが増えた
これは特に子どもたちに顕著な環境になっています。スマホの発達などに伴って,まず対面しての会話数が減ったことは間違いありません。その代わり,文字でのコミュニケーションが増えました。その結果,相手の前に立って,表情を取る機会が減り,さらにその表情を絵文字で代用するようになりました。つまり,絵文字以上の表情を取る経験の場がなくなってきたと言えます。
以上の根拠から,子どもたちの感情表現が苦手になったと言えるでしょう。