不在者投票について

今回の第24回参議院通常選挙ですが,わたしは不在者投票での期日前投票となりました。

 

公示された日の時点で3ヶ月以上住んでいるところで投票することになります。そのため,今回の場合は3月21日以降に住所変更をした者は前住所での投票となります。

今年から新大学生や新入社員も多くの人がこれに当てはまることだと思います。私もその一人になったわけです。新入社員と言えないところが寂しく感じてしまいます。

 

それはさておき,当日に前住所に行くわけにもいかないので,普通は不在者投票となるはずです。この不在者投票期日前投票です。仕組みを説明しましょう。

 

前住所の選挙管理委員会からはがきが届きます。「あなたは前住所で投票する必要があるから必要なら不在者投票の申請してね」という内容です。実に親切な対応ですね。

そのはがきを受けて,不在者投票に必要な用紙を請求します。行政なので,基本的には紙での申請となるはずです。

しばらくすると前住所の選挙管理委員会から不在者投票に必要な書類が送付されてきます。それを持って,現住所の選挙管理委員会に行き投票します。

現住所の選挙管理委員会はその投票用紙を前住所の選挙管理委員会に郵送します。

 

つまり,当日に投票すると当日郵送し到着は開票集計完了後となります。

それを防ぐためにも,結果的に期日前投票となるわけです。

なるほど,と思いました。