不登校にも個別支援計画が

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不登校っていうのは何も珍しい話ではなく,いつ・誰でも起きうる問題なんだと,今の仕事をしていて感じさせられることがあります。

 

詳しく語ることは守秘義務があるので説明できないのですが,精神的な問題だとしてもその原因は様々ですし,精神的な問題以外の要因もあります。

家庭の事情,身体的な問題,経済的な問題など,学校だけで対応できる問題ではないものも多くあるのです。

だからこそ文部科学省はそういった不登校になっている子どもたちに対して特別な支援を要する子ども同様に「個別の支援計画」をつくることを検討しているそうです。

26日、中間報告の案が示され、人間関係の悩みや発達障害、それに家庭の貧困など子どもによって不登校のきっかけや背景が異なるとして、一人一人に個別の支援計画を作成する方針をまとめました。
支援計画は担任や養護教諭スクールカウンセラーなどが子どもや保護者と話し合いながら作成し、関係機関と共有したり進学の際に引き継いだりして組織的に支援するとしています。また、家庭などで学習する子どものため、インターネットを使った遠隔授業を充実させることも盛り込まれました。

このようにみんなでなんとかしていこうとする動きを見せていくのが今後の教育の流れではないかと思っています。

 

一人一人抱えている問題は違っているのは当然で,それをなんとか解決するために,あれこれと動いていきます。

少子化と言われる時代だからこそ,一人一人をしっかり見ていくことが出来る,と考えることだってできます。

 

個別の支援計画がただ作られて終わり,ではなくしっかりと機能していくような仕組みも合わせて作られることを期待しています。