熱意と即戦力が求められる教師…(教員養成、じっくり6年 採用減にらみ大学が一貫コース)


教員養成、じっくり6年 採用減にらみ大学が一貫コース:朝日新聞デジタル

 

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近年の文部科学省の動向からも推測できるのですが,どうも教員になるためには今以上に多くのステップを踏まないといけなくなるようです。

具体的には(まだ未定ですが)免許を取るために大学院を含めた六カ年の教員養成の計画があるそうです。

 

京都教育大学では,上記記事のように先行して六カ年の教員養成の計画を立てているそうです。

京都教育大は今年度、「6年制教員養成高度化コース」を立ち上げた。3年生の段階で修士課程まで進む前提で、その後の4年間で専門教科と実践の両方を学ぶカリキュラムを、ふだんの授業に追加して学ぶ仕組みだ。修士の1年時には協力校に半年間通い、授業の実習のほか、学級担任を補助したり、学校行事に参加したりする。

特に注目すべきなのは,修士一年次の協力校に半年間通う点です。授業の実習だけでなく,学級担任の補助をするという点において,官学共同のインターンシップ事業のように見えます。

 

先日,職場の上司ともその話をし,

・今の学校現場にはより多くの人員が必要

・教育大学生が実習やインターンとして学級担任の補助が望ましい

という点で意気投合していました。

 

このような事業をとおして,学生には学校現場の実際を経験してもらい,なるべく就職後のミスマッチを減らしていけるような行政側の工夫も求められています。